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未来の管理人

先日、イギリスから戻る飛行機内で興味深いニュースを見ました。英国歯科医師のクラシックカーコレクターが、543台のコレクションを売りに出すという内容でしたが無事、行き先きが決まった様ですね。

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そしてこちらのストーリー、素晴らしいと感じたのは高値で売る事をでは無く、歴史を引き継いで行くことを最優先とした事です。

下記リンクより文章抜粋致しました。
http://a.excite.co.jp/News/car/20140731/Autoblog_jaguar-buys-james-hull-collection.html

『ジャガーは先日、自社のクルマを多数含む、個人による世界最大級のクラシックカーのコレクションを買い取ったと発表した。
ジャガーが手に入れたのは、英国内に約50のデンタルクリニックを展開する歯科医師のジェームズ・ハル氏が個人で収集した543台ものコレクション。同氏は自分の人生をつぎ込んだ一大コレクションの全てを引き継ぎ、この先も保管してくれる買い手を探していたという。

コレクションのほとんどは英国車で、その中には130台以上のジャガーが含まれている。具体的には、「XK120」が7台(レース用に作られた合金製ボディのものを含む)、「Cタイプ」「Dタイプ」が数台ずつ、わずか16台しか生産されなかったという超希少モデル「XKSS」も1台。さらに、「Eタイプ」が8台、セダンの「マーク」シリーズが30台、「XJS」はクーペとコンバーチブルあわせて19台、「XJ」が20台。そのうえ、ジャガーの前身となったスワロー・サイドカー・カンパニー時代のものや、1920年代に特注で作られた特別車、第2次世界大戦前のSSカーズ・リミテッド(1934年にスワロー・サイドカーが社名を変更。その後、1945年にジャガーとなった)が製造したレアなモデル「SS100」なども含まれているようだ。

他にも、創業者のサー・ウィリアム・ライオンズが所有していた「MK X」、ウィンストン・チャーチル元英首相のオースティン、歌手エルトン・ジョンのベントレー、4輪レースでも活躍した天才ライダー、マイク・ヘイルウッドの愛車だった「Eタイプ」などなど、お宝の山といったところだ。

このコレクションの入手に動いたのは、ジャガー・ランドローバーに新設された「スペシャル・オペレーションズ」部門。「Fタイプ・プロジェクト7」などの開発を手掛ける同部門は、同時にブランドの遺産を守る「ジャガー・ヘリテイジ」としての活動も行っている。

もちろん、ジャガー以外は他社のクルマなわけだが、ジャガーの広報担当ダン・コネル氏はAutoblogの取材に対し「当面の間、コレクションは全て一緒に保管されるでしょう」と、書面で回答している。同社が拠点としている英コヴェントリーのブラウンズ・レーンの新施設で保管され、今後世界各地で開催されるイベントなどにおいて、ブランドの歴史や価値を紹介するために使用されるということだ。

最終的な金額は、ジャガー側もハル氏側も公開していない。1億ポンド(約173億円)という説もあるが、どうやらこれは事実ではないようだ。ハル氏は、
「最優先したのは高値で売ることではなく、コレクションを英国内にとどめ、その未来をこの国で最もふさわしい管理人に託すことでした」
とコメントしている。ジャガーは文句なく”ふさわしい管理人”といえるだろう。』

下記文章とリンクは原文です。
‘Travelling all over the world to build the collection over the years has been a labour of love and a life’s work,
so my primary motivation was not to get the maximum price but rather to secure the future of the collection in this country with the right custodian,
he said.

英国Mail Online原文

クラシックカーを所有することは楽しむことは勿論、次世代へと引き継ぐ歴史を担っていることを再認識するニュースでした。

オートダイレクトでも、クラシックカーの売買のみならず、万全のセキュリティー付ガレージにてお客様のクラシックカーを保管/管理致しております。限りがございますが、ご興味ございましたらご連絡下さい。

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